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ガイド光について

2016/11/07

ヒトの目が見ることができる光の波長は、おおよそ400nm~800nm (1nm = 10-9m)の範囲のもので、これを可視光線といいます。
オペレーザーPRO・Liteで使用しているCO2レーザーの波長は10.6μm (1μm = 10-6m)のため、ヒトの目で見ることができない不可視光線です。
このままでは、どこに照射しているのかを使用者が認識できず、大変危険です。
そのため、使用者の方がどこに照射しているのか認識できるように、PRO・Liteにはガイド光がついています。
光の波長
 
レーザーは指向性が良いため、光が拡がらずにまっすぐ進みますが、一般的な光源ですと拡がって進みます。
PRO・Liteはエネルギーを集光するレンズを通すことで、焦点スポットを作るのですが、拡がり角の大きなガイド光を使用してしまうと実際のレーザー光路とズレが生じてしまいます。
そのため、ガイド光にはクラスⅡのレーザー光を使用しています。
光の拡がり
 
 
名称未設定-1
またヒトの目は、同じパワーの光だと赤色の光より緑色の光を明るく感じます。
明所ですと、波長555nmが一番明るく感じその時の感度を1とすると、緑(波長532nm)で0.85程度、赤(波長630-650nm)ですと0.11-0.26程度になります。
そのため、光のパワーが同じだとすると、赤色より緑色の方が3~8倍程度明るく感じます。
これらの理由から、PRO・Liteのガイド光は緑色のレーザー光を採用しています。
 
口腔模型名称未設定-1
 
 
 

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